韓国真実和解委員会(TRCK)は、朝鮮戦争にてアメリカ軍は約200人を越える民間市民を龍山で虐殺した事件に関与したと推定した。1950年8月25日におけるアメリカ軍は下記の写真を、ソウルの漢江北岸のある龍山近郊で、北朝鮮軍から避難していた朝鮮人市民が、ゲリラ部隊による夜間攻撃を受けて殺害されたと釈明している(米国国立公文書館)。
朝鮮戦争中、南北が犯した民間人の大量虐待と大量虐殺があった。その大半は韓国側が執行した。多くは朝鮮戦争が勃発した直後から挙行した。1950年6月28日の北朝鮮軍によるソウル大学病院の虐殺から、大韓民国大統領李承晩は、政府関係者と右翼団体により、左翼と疑われた朝鮮人と家族を大量虐殺した。虐殺された人数は、少なくとも約60,000人以上と推定された。大虐殺の期間に、イギリス軍は同盟国に抗議して、一部の民間市民を救った。アメリカ軍は、朝鮮戦争の戦線に近づく民間難民を阻止する政策を持っていた。アメリカ軍が韓国中部の老斤里の村でも、1950年7月26から29日に、約300人の避難民を変装した朝鮮人民軍兵士として虐殺した。
2005年から韓国真実和解委員会は、朝鮮戦争の前、最中、後の虐殺行為を調査した。朝鮮戦争の虐殺のうち、82%が大韓民国軍によって実行され、18%が北朝鮮軍によって実行された。委員会は、済州島の南西にある済州島の南朝鮮ゲリラに対する大韓民国軍と準軍事部隊が関与した1949年から49年の済州島蜂起で、約14,373人の民間人と約16,000人の南北戦闘員が虐殺した。大部分の虐殺は1949年までに沈静化するも1950年まで続いた。委員会は、民間人の86%が大韓民国軍に虐殺されたと推定した。アメリカ軍に関連する虐殺は、正当防衛として擁護した。