太平洋戦争のロイ=ナムル島(Roi-Namur)の戦いで、アメリカ軍の海兵隊員が殺害された。スコップを装着してヘルメットが脱げた海兵隊員が、ロイ=ナムル島のジャングルの中に倒れて戦死した。ロイ= ナムル島はマーシャル諸島のクウェゼリン環礁から北部の島である。日本軍が1941年1月からクウェゼリン環礁を占領して委任統治していた。アメリカ軍の海兵隊が、1944年2月2日にクウェゼリン環礁のロイ=ナムル島に上陸して侵攻した。残存した少人数の日本軍兵士が、樹林が茂った椰子の丸太に潜伏してアメリカ軍の海兵隊員と戦闘した。アメリカ軍海兵隊は2月3日に日本軍兵士を全滅して、ナムル島を占領した。
アメリカ軍は、1944年1月30日にマーシャル諸島に爆撃、1月31日に空爆と射撃した。日本軍はほとんど壊滅したロイ=ナムル島に、2月1日に上陸した。ロイ=ナムル島では激しい砲撃から生存した少数の日本軍兵士が、アメリカ軍兵士に対して僅かな反撃をして殺害した。日本軍兵士の塹壕を爆弾で爆破して、火炎放射器で焼き払って焼死させた。2月3日に日本軍兵士は数回の夜襲をかけて全滅して、アメリカ軍はロイ=ナムル島を制圧した。ルメット島とナムル島の戦いで、日本軍兵士は約2,540人が戦死して約11人が捕虜となった。アメリカ軍兵士は戦死者は約195人以上、戦死者は約545名以上が犠牲となった。