2024年5月11日に、イスラエルとパレスチナのハマス運動との対立が続く中で、パレスチナのガザ地区中部のデイル・アル・バラにあるアル・アクサ殉教者病院の庭で、パレスチナ人男性はイスラエル軍の砲撃で死亡した子どもたちの遺体を覆った。
国連は、ガザ地区の死者数は依然35,000人を超えるが、すべての死体を確認できていないと5月13日に発表した。完全に身元が確認された死体は、24,686人であ。その死体数の内訳は、確認された遺体(子供7,797人、女性4,959人、高齢者1,924人、男性10,006人)のものである。まだ完全に身元が確認されていない死体が約1万体以上あった。
ガザの国連チームは、イスラエル・パレスチナ戦争における膨大な数の死者数から、国連調査団はガザ保健省の数字を独自に検証できなかったと述べた。国連調査団は、実際の死体数はもっ高い可能性もあった。国連パレスチナ難民救済機関(UNRWA)もまた、ガザでの人道的アクセスが制限されていることに懸念を示し、包囲された地域に住む人々には「生死に関わる問題」であると述べた。
イスラエル外務省は5月13日に、パレスチナ武装勢力ハマスが死体の数値を操作していると非難した。イスラエルは、ガザ保健省の女性や子供の死亡者数が突然半減した報告に疑問を呈した。世界保健機関(WHO)はガザの保健省のデータ収集・分析能力は高く、これまでの報告は信頼に足るものであったと述べた。
Warning: A Palestinian man covers the bodies of children killed in Israeli bombardment, in the yard of the Al-Aqsa Martyrs Hospital in Dayr al-Balah, in the central Gaza Strip, on May 11, 2024. (Photo by AFP)